シロコ、昨日再入院しました。

シロコは腫瘍の膿が脳に回ったのか、
ここ半月ほど異常行動を起こし始めたため、この簡易ゲージで生活を送っています。

最初、隔離するのは可哀想に思いましたが、
何かに囲われているほうが精神的に落ち着くようで、意外にも出たがったりもしないのです。

この空っぽのゲージを見ると、ちょっと寂しい………

退院して帰ってきても、ゲージを使うのもきっと長くて半月程度。

こんなに病状が悪化する前は、正直、治療で延命させることに意味を見いだせなくて
安楽死を選ぼうと思っていたのです。

ご飯も食べない、水すら飲まない……それを点滴だけで延命するのはどうなんだろうかと………

でもいざその状況に直面してみたら、安楽死どころか、必死に通院し、
ただただ延命させるためだけなのに、入院までさせる自分がいる………

１日でも長く、生きていてほしいと願う自分がいる………

シロコは、もしかしたらもう、治療なんかしたくないと思っているかもしれない……

１日でも長く生きてほしいと願うのは、飼い主のエゴなのか……

自問自答する毎日です。