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『夢売るふたり』を見てきました

入院騒動ですっかり観覧が遅くなりましたが、
昨日『夢売るふたり』を見て参りました。

ここ数年、映画といえば“プリキュアシリーズ”ばかりでしたが、
久しぶりに『見た!』という手応えのある作品でした。

この映画、多方面から評価がバラバラで、『さすが西川作品!』と絶賛する人と
『よくわかんない~。何が言いたいのかわかんない~』とおっしゃる人と真っ二つです。

私は、当店が絡んでいることは抜きにして、『また見たい』映画の一つです。

男と女の、深い深いお話………
いろんな人生の、深い深いお話です。

たぶん、こう言うと“何を上から”とか、“何悟っちゃってるの!”とか、私が評価されてしまうと思いますが………

“自分は幸せな人間”であることを感じ取れない人や、“どん底”を味わったことがない人には、
わからない映画だと思います。

“西川監督が何を言いたいのかわからない”と評される『夢売るふたり』ですが、
“何を言いたい”とか“何かを訴えたい”とか、そんなもんではないのではないかと。

私が“どん底”を味わったことがある人間かどうかは、皆様のご想像にお任せいたしますとして………

何はともあれ、この作品に私達がほんの少しお手伝いできたことを、誇りに思いますし、
私の一生の思い出となりました。

うちのような、吹けば飛ぶようなちっちゃな美容室から、
縁あってプロデューサーのK氏がお客様であったこと。
そして原案になったYちゃんがお客様であったこと。
私がパイプとなれて、西川監督のお手伝いをできたこと………

それは、皆様がTRUNKを支えて下さったからこそできたこと。

一、美容師とお客様との繋がりで、素晴らしい映画が出来上がりました。

ほら、人生は映画よりドラマチック☆

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