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ファブリーズで¥18000?! (前編)
うちのこの子、“シロコ”って言います。
9年前、草加駅前で隔月1度行われる
動物愛護団体主催の里親募集で一目惚れし、
我が家の一員になりました。
先在猫・アメショのミリオン太の厚かましさに比べ、
本当に賢くて奥ゆかしいシロちゃん。
そのシロコが、土曜日の朝からなんとなく様子がへん………
ご飯も食べないし、ベッドの隅に座ったまま、ほとんど動かない。
心配ではありましたが、動物病院に連れて行く時間もなく、
そのまま出勤しました。
帰宅は22時を回り、いつも通りミリオン太は玄関までお出迎え。
『ニャォ~ンニャォ~ン(早くメシくれぇ~)』
ハイハイわかりました。シロちゃんは?
とミリオン太に話しかけながら部屋にはいると、
朝出掛けた時と同じ場所にじっとしていて…………
…やっぱりなんかへん……
結局餌も食べず…………
しばらくして私がトイレに入っていると、
今までに聞いたことのないような猫の鳴き声が!
びっくりしてトイレから出ると
『お母さん大変!シロちゃんが!!』と娘。
見ればシロコがベッドから床に向かって噴水のように嘔吐している!
ベッドにも大量の胃液の跡が!!
そしてカーテンにも嘔吐物が大量にかかり、部屋中が悪臭になってしまいました(>_<)
『シロちゃんがね、ミャオ~ンって泣いてね、ゲボッ、ゲボッって…』
娘は私がトイレに入っていた間に起きたことを、
一生懸命説明してくれました。
幸いにも掛け布団に嘔吐物はかからなかったものの、カーテンやシーツは外して即洗濯。
ベッドに至ってはパットを外しても、マットまで嘔吐した胃液が染みてしまい、
『明日ベランダでマット干さなきゃ…』と、ファブリーズをシュッシュッ!!
(今日はベッドで寝られないな…)
仕方なく床に布団を敷いて寝ることに。
いつもなら、私達の留守中ベッドで長々と寝る猫達も、
私が床で寝れば、2匹とも私の両脇に丸まって寝て…
(そういえば私、この子達の親になろうと思って飼い始めたんだっけ…)
ミリオン太は誰も立ち寄らないような寂れたペットショップで、
ゲージの中でピョンピョン飛び跳ねてました。
生後5ヵ月だというのに体重が1.5キロしかなく、飼い始めてすぐに下痢が続き、
獣医さんに観てもらうと『なんで5ヵ月でこんなに小さいんだ?』と驚かれました。
おそらくロクな運動もさせず、餌もきちんと与えていなかったのだろうと獣医さんはおっしゃってました。
そのせいかミリオン太は、3歳くらいまではよく動物病院にかかってました。
シロコは8月の暑い夏の日、駅前広場に設けられた里親募集のゲージの中で、
1日中人目にさらされ、疲れきった顔をしていました。
ガリガリに痩せていて、目もつり上がっていました。
里親として引き取り、獣医さんに健康診断とワクチンに連れていくと、ほぼ生後4ヵ月と言われました。
(真緒が生まれてから、あなた達のお母さんだってこと忘れてたね。ごめんね。)
頭を撫でると2匹とも『ゴロゴロ』と喉を鳴らして、
嬉しそうに私の手に頭を擦り付けました。
その晩シロコは嘔吐はしないものの、
くしゃみのような、咳のような、引きつけのような動作を何度となくして
(変な病気だったらどうしよう。日曜日の夜間でも診てくれる病院さがさなきゃ…)
布団の中で携帯サイトで検索。
わりと近くに日曜日や夜間でも診てくれる犬猫病院が見つかりました。
(明日帰宅後も様子がへんだったら、ここに連れて行こう)
それにしても、部屋中に吹きかけたファブリーズがすごい匂いで…
コストコで購入した海外製のファブリーズは、日本人の鼻にはちょっとツラいかも。
(いい匂いだか悪臭だか、わからなくなっちゃった)
かえって寝苦しくなってしまいました(^o^;)
9年前、草加駅前で隔月1度行われる
動物愛護団体主催の里親募集で一目惚れし、
我が家の一員になりました。
先在猫・アメショのミリオン太の厚かましさに比べ、
本当に賢くて奥ゆかしいシロちゃん。
そのシロコが、土曜日の朝からなんとなく様子がへん………
ご飯も食べないし、ベッドの隅に座ったまま、ほとんど動かない。
心配ではありましたが、動物病院に連れて行く時間もなく、
そのまま出勤しました。
帰宅は22時を回り、いつも通りミリオン太は玄関までお出迎え。
『ニャォ~ンニャォ~ン(早くメシくれぇ~)』
ハイハイわかりました。シロちゃんは?
とミリオン太に話しかけながら部屋にはいると、
朝出掛けた時と同じ場所にじっとしていて…………
…やっぱりなんかへん……
結局餌も食べず…………
しばらくして私がトイレに入っていると、
今までに聞いたことのないような猫の鳴き声が!
びっくりしてトイレから出ると
『お母さん大変!シロちゃんが!!』と娘。
見ればシロコがベッドから床に向かって噴水のように嘔吐している!
ベッドにも大量の胃液の跡が!!
そしてカーテンにも嘔吐物が大量にかかり、部屋中が悪臭になってしまいました(>_<)
『シロちゃんがね、ミャオ~ンって泣いてね、ゲボッ、ゲボッって…』
娘は私がトイレに入っていた間に起きたことを、
一生懸命説明してくれました。
幸いにも掛け布団に嘔吐物はかからなかったものの、カーテンやシーツは外して即洗濯。
ベッドに至ってはパットを外しても、マットまで嘔吐した胃液が染みてしまい、
『明日ベランダでマット干さなきゃ…』と、ファブリーズをシュッシュッ!!
(今日はベッドで寝られないな…)
仕方なく床に布団を敷いて寝ることに。
いつもなら、私達の留守中ベッドで長々と寝る猫達も、
私が床で寝れば、2匹とも私の両脇に丸まって寝て…
(そういえば私、この子達の親になろうと思って飼い始めたんだっけ…)
ミリオン太は誰も立ち寄らないような寂れたペットショップで、
ゲージの中でピョンピョン飛び跳ねてました。
生後5ヵ月だというのに体重が1.5キロしかなく、飼い始めてすぐに下痢が続き、
獣医さんに観てもらうと『なんで5ヵ月でこんなに小さいんだ?』と驚かれました。
おそらくロクな運動もさせず、餌もきちんと与えていなかったのだろうと獣医さんはおっしゃってました。
そのせいかミリオン太は、3歳くらいまではよく動物病院にかかってました。
シロコは8月の暑い夏の日、駅前広場に設けられた里親募集のゲージの中で、
1日中人目にさらされ、疲れきった顔をしていました。
ガリガリに痩せていて、目もつり上がっていました。
里親として引き取り、獣医さんに健康診断とワクチンに連れていくと、ほぼ生後4ヵ月と言われました。
(真緒が生まれてから、あなた達のお母さんだってこと忘れてたね。ごめんね。)
頭を撫でると2匹とも『ゴロゴロ』と喉を鳴らして、
嬉しそうに私の手に頭を擦り付けました。
その晩シロコは嘔吐はしないものの、
くしゃみのような、咳のような、引きつけのような動作を何度となくして
(変な病気だったらどうしよう。日曜日の夜間でも診てくれる病院さがさなきゃ…)
布団の中で携帯サイトで検索。
わりと近くに日曜日や夜間でも診てくれる犬猫病院が見つかりました。
(明日帰宅後も様子がへんだったら、ここに連れて行こう)
それにしても、部屋中に吹きかけたファブリーズがすごい匂いで…
コストコで購入した海外製のファブリーズは、日本人の鼻にはちょっとツラいかも。
(いい匂いだか悪臭だか、わからなくなっちゃった)
かえって寝苦しくなってしまいました(^o^;)