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HOME > ブログ > 私の家族 (シロコ、慢性腎不全に)
ブログ
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私の家族 (シロコ、慢性腎不全に)
シロコ→人間年齢およそ60歳。
ミリオン太→人間年齢およそ64歳。
2匹共に、“高齢猫”と呼ばれます。(最近は人間の60代の方を“高齢”と呼んだら失礼に当たりますが)
シロコの体調に異変があったのは、今をさかのぼることおよそ1年半前。
その時は『ファブリーズで¥18000?』というタイトルでブログを上げました。
内容をザッとご説明すると、シロコが何日か元気が無く、大量に嘔吐して動物病院を訪れたが
そこの獣医さんに採血を何度も失敗され、挙げ句『なんでもない』というという診断で、
¥18000も診察代がかかって帰ってきたというものでした。
それからこの1年半、時々吐いてはいましたが、食欲もあり元気だったので、特に受診はせず、様子を見てました。
以前の獣医さんの対応がちょっと、トラウマというか、口の利けないシロコにいらないストレスを与えたくない。
長生きできなくとも、それがシロコの寿命であれば、そう受け取ろうと思ったからです。
でもここ数ヶ月、気付けばシロコが急激に痩せて小さくなり、1カ月位前からはほとんど餌を食べなくなり、
落ち着き無く部屋中をうろうろと歩き回ると、どこか部屋の隅に隠れるようになって、その場からほとんど動かなくなりました。
ちょうどその頃、私もまたヘモグロビン値が正常値の半分に下がり、1日置きに通院。
母の介護認定の更新審査、特別養護老人ホームの相談員の方との面談等、
本当に時間が余裕が無くて、シロコは後回しになってました。
ようやくシロコを病院に………という頃には、シロコはトイレが普通にできなくなり、
トイレの周りではありますが、尿も便も、トイレの回りに粗相をし、欲しがる食べ物は鰹節とササミを茹でたものだけになってました。
シロコにそういった“嗜好品”を与えている以上、ミリにもあげないわけにいきません。
「このままだとミリまでヘンになるかも…」
もともと3歳位までは、ミリの方が猫によくある尿路疾患で動物病院のお世話になってました。
さてではどの動物病院を受診する?…………
お客様にどこか評判の良い動物病院はないか聞いても
“あそこはぼったくりで白金に御殿建てた”とか、“これといって良い病院もないけど……まぁ可もなく不可もなくで〇〇動物病院に行ってます”とか…………
そして以前シロコが受診した動物病院に至っては、『そこ、私の友達が犬を連れて行ったら、即入院って5日で20万払って
挙げ句変な伝染病にかかって帰ってきたらしくて…………』
…………やっぱりヤブだったのか!
どうしよう………もうシロコに可哀想な診察とかさせたくないし……………(;_;)
考えあぐねた結果、ミリもシロコも昔お世話になっていた、草加市にある『カズキ動物病院』を受診しました。
ここは草加駅から徒歩で10分程の場所にあり、目の前に広い公園があるため、ワンちゃんオーナーさんには特に人気です(^_^)v
病院に着くと、最近建て直したよう。お家一軒丸ごと新しくなっていました。
そして当時と変わらず、待合室に入りきれないワンちゃんオーナーさん達は、公園で順番待ちをしています。
こちらの動物病院はホームページ等はなく、ずっと先生と奥様と二人三脚でやっています。
だいぶご無沙汰してましたが、少しずつ私達のことを奥様も先生も思い出して下さり……………
『何歳になったっけ?』「11歳です」なんて会話しながらシロコの最近の状態を説明しました。
もちろん血液検査、ですが、先生はシロコの細くなった脚の、細ーい血管に一発で針を刺し、採血はあっという間に終了。
待合室でおよそ15分。
『慢性腎不全の中期から…末期ですね…』
嘔吐が始まる段階で中期だそうで、1年半前に受診した時には慢性腎不全にかかっていた可能性が…………
「じゃあ以前受診したときは、もう腎不全だったのですか?そこの先生は、もしまたすぐ吐くようなら“膵炎”と言ってましたが…………」
『初期は血管反応でわからないことも多いから……見落としたのかも…………』
と、ちょっと、先生は口を濁してました。
『本来は3~4日入院コースの状態ですが、猫ちゃんなので、1日置きに点滴に通ってもらえますか?
このかんじだと、相当気持ちが悪かったはず……何も食べなかったでしょう?
腎臓が正常に働かないから尿の毒素が頭に回って、それでボーっとして粗相してたんだと思います。
トイレの側でしてるのは、シロコちゃんはトイレでしてるつもりなんですよ…………』
………………涙が出て来た……………
抱き上げると、本当に軽く、小さくなってしまったシロコの体…………
「シロちゃん、ごめんね。ママ、もっと早く連れてきてあげればよかった…………!!」
シロコは、気持ち悪いとも苦しいとも言えない。
病院でいらないストレスを与えたくないという思いが、仇になってしまった。
『ちょっと痛いよ』
そう言って先生は点滴の針を首に刺しましたが、ぐったりしているシロコは無反応でした。
会計で奥様が
『点滴で少し元気になって、食欲が出てくれば、食事療法だけでずっと長生きのコもいるから、
ちょっと遠いけど頑張って通って下さい(^_^)』
そうおっしゃって下さいました。
それから早半月ほど過ぎましたが、シロコは順調に回復し、来週からは5日置きの点滴で済むようになりました。
動物は、病気になったときお金がかかります。
ここの先生はかなり良心的で、血液検査¥13000。点滴¥4200ですが、それでもそれがこれから先ずっと続くのは、かなり負担がかかります。
そして療法食が、ドライフード2キロで約¥4000です。
ペットオーナーさんは、ぜひともペット保険に加入しておくことをお勧めします。
いつも私が寝るときは、足元で寝ていたシロコですが、最近は私の顔の前で丸まって寝ます。
以前より、親密度が増したような……(o^∀^o)
シロコは草加駅前で隔月に行われる、動物愛護団体の里親募集でもらってきた子です。
ミリは今にもつぶれそうなペットショップで、生後5ヵ月にもなるのに体重が1.5キロしかなく、
あまりにも可哀想で、なけなしのお金を払って買ってきた子です。
みんなあの日から、私の息子。私の娘。
私の家族は娘の真緒と、ミリとシロコの4人です。
ずっとずっと、一緒にいよう。
何があっても、一緒にいようね。
ミリオン太→人間年齢およそ64歳。
2匹共に、“高齢猫”と呼ばれます。(最近は人間の60代の方を“高齢”と呼んだら失礼に当たりますが)
シロコの体調に異変があったのは、今をさかのぼることおよそ1年半前。
その時は『ファブリーズで¥18000?』というタイトルでブログを上げました。
内容をザッとご説明すると、シロコが何日か元気が無く、大量に嘔吐して動物病院を訪れたが
そこの獣医さんに採血を何度も失敗され、挙げ句『なんでもない』というという診断で、
¥18000も診察代がかかって帰ってきたというものでした。
それからこの1年半、時々吐いてはいましたが、食欲もあり元気だったので、特に受診はせず、様子を見てました。
以前の獣医さんの対応がちょっと、トラウマというか、口の利けないシロコにいらないストレスを与えたくない。
長生きできなくとも、それがシロコの寿命であれば、そう受け取ろうと思ったからです。
でもここ数ヶ月、気付けばシロコが急激に痩せて小さくなり、1カ月位前からはほとんど餌を食べなくなり、
落ち着き無く部屋中をうろうろと歩き回ると、どこか部屋の隅に隠れるようになって、その場からほとんど動かなくなりました。
ちょうどその頃、私もまたヘモグロビン値が正常値の半分に下がり、1日置きに通院。
母の介護認定の更新審査、特別養護老人ホームの相談員の方との面談等、
本当に時間が余裕が無くて、シロコは後回しになってました。
ようやくシロコを病院に………という頃には、シロコはトイレが普通にできなくなり、
トイレの周りではありますが、尿も便も、トイレの回りに粗相をし、欲しがる食べ物は鰹節とササミを茹でたものだけになってました。
シロコにそういった“嗜好品”を与えている以上、ミリにもあげないわけにいきません。
「このままだとミリまでヘンになるかも…」
もともと3歳位までは、ミリの方が猫によくある尿路疾患で動物病院のお世話になってました。
さてではどの動物病院を受診する?…………
お客様にどこか評判の良い動物病院はないか聞いても
“あそこはぼったくりで白金に御殿建てた”とか、“これといって良い病院もないけど……まぁ可もなく不可もなくで〇〇動物病院に行ってます”とか…………
そして以前シロコが受診した動物病院に至っては、『そこ、私の友達が犬を連れて行ったら、即入院って5日で20万払って
挙げ句変な伝染病にかかって帰ってきたらしくて…………』
…………やっぱりヤブだったのか!
どうしよう………もうシロコに可哀想な診察とかさせたくないし……………(;_;)
考えあぐねた結果、ミリもシロコも昔お世話になっていた、草加市にある『カズキ動物病院』を受診しました。
ここは草加駅から徒歩で10分程の場所にあり、目の前に広い公園があるため、ワンちゃんオーナーさんには特に人気です(^_^)v
病院に着くと、最近建て直したよう。お家一軒丸ごと新しくなっていました。
そして当時と変わらず、待合室に入りきれないワンちゃんオーナーさん達は、公園で順番待ちをしています。
こちらの動物病院はホームページ等はなく、ずっと先生と奥様と二人三脚でやっています。
だいぶご無沙汰してましたが、少しずつ私達のことを奥様も先生も思い出して下さり……………
『何歳になったっけ?』「11歳です」なんて会話しながらシロコの最近の状態を説明しました。
もちろん血液検査、ですが、先生はシロコの細くなった脚の、細ーい血管に一発で針を刺し、採血はあっという間に終了。
待合室でおよそ15分。
『慢性腎不全の中期から…末期ですね…』
嘔吐が始まる段階で中期だそうで、1年半前に受診した時には慢性腎不全にかかっていた可能性が…………
「じゃあ以前受診したときは、もう腎不全だったのですか?そこの先生は、もしまたすぐ吐くようなら“膵炎”と言ってましたが…………」
『初期は血管反応でわからないことも多いから……見落としたのかも…………』
と、ちょっと、先生は口を濁してました。
『本来は3~4日入院コースの状態ですが、猫ちゃんなので、1日置きに点滴に通ってもらえますか?
このかんじだと、相当気持ちが悪かったはず……何も食べなかったでしょう?
腎臓が正常に働かないから尿の毒素が頭に回って、それでボーっとして粗相してたんだと思います。
トイレの側でしてるのは、シロコちゃんはトイレでしてるつもりなんですよ…………』
………………涙が出て来た……………
抱き上げると、本当に軽く、小さくなってしまったシロコの体…………
「シロちゃん、ごめんね。ママ、もっと早く連れてきてあげればよかった…………!!」
シロコは、気持ち悪いとも苦しいとも言えない。
病院でいらないストレスを与えたくないという思いが、仇になってしまった。
『ちょっと痛いよ』
そう言って先生は点滴の針を首に刺しましたが、ぐったりしているシロコは無反応でした。
会計で奥様が
『点滴で少し元気になって、食欲が出てくれば、食事療法だけでずっと長生きのコもいるから、
ちょっと遠いけど頑張って通って下さい(^_^)』
そうおっしゃって下さいました。
それから早半月ほど過ぎましたが、シロコは順調に回復し、来週からは5日置きの点滴で済むようになりました。
動物は、病気になったときお金がかかります。
ここの先生はかなり良心的で、血液検査¥13000。点滴¥4200ですが、それでもそれがこれから先ずっと続くのは、かなり負担がかかります。
そして療法食が、ドライフード2キロで約¥4000です。
ペットオーナーさんは、ぜひともペット保険に加入しておくことをお勧めします。
いつも私が寝るときは、足元で寝ていたシロコですが、最近は私の顔の前で丸まって寝ます。
以前より、親密度が増したような……(o^∀^o)
シロコは草加駅前で隔月に行われる、動物愛護団体の里親募集でもらってきた子です。
ミリは今にもつぶれそうなペットショップで、生後5ヵ月にもなるのに体重が1.5キロしかなく、
あまりにも可哀想で、なけなしのお金を払って買ってきた子です。
みんなあの日から、私の息子。私の娘。
私の家族は娘の真緒と、ミリとシロコの4人です。
ずっとずっと、一緒にいよう。
何があっても、一緒にいようね。
(Hair Studio TRUNK) 2012年6月 1日 17:05